苫小牧市民ホール基本計画検討委員会
Date taken: 2017-06-26

東神楽町志比内地区公民館
Date taken: 2018-01-06

気仙沼市小泉地区の集団移転地の撮影
Date taken: 2017-01-29

札幌大通地下ギャラリー500m美術館での展示準備
Date taken: 2014-10-10

人間・環境学会 建築社会研究プラットフォームのウェブページ
Date taken: 2015-11-15

人間・環境学会 公開研究会の資料表紙
Date taken: 2019-05-19

Planning work

IBASHO STATION -車上生活ケアから始まるインクルーシブな道の駅-/ Inclusive Roadside Station for People Forced to Live in Cars
2021年度支部共通事業 日本建築学会設計競技 提出作品 / Design Competition by Architectural Institute of Japan, 2021
Collaborators:岩佐 樹, 中島 佑太
社会的弱者は建築のせいで弱者にさせられていると考える
居場所の喪失を契機に困窮し孤立する車上生活者が増えている。彼らは24時間無料のトイレと駐車場が設置される道の駅を転々とした生活を送り、必要なケアが行き届いていない。この提案では、道の駅に社会包摂の機能を新たに設けた上で適切なケアとデザインを施し、車上生活者を施設の「主(あるじ)」として積極的に受け入れることで、道の駅が様々な人々に開かれたインクルーシブな「まちのハブ」として機能するよう仕立てていく。

Reference:
ガソリンスタンド
藤原徹平+針谷將史+フジワラテッペイアーキテクツラボ・那須塩原まちなか交流センター くるる
Inui Architects・釜石市立唐丹小学校・釜石市立唐丹中学校・釜石市唐丹児童館
中山英之建築設計事務所・石の島の石

DEMARU ~城下町を守る「眺め」と「流れ」~ / Castle City Design Focused on View and Flow
第22回(2019年) まちづくり・都市デザイン競技 提出作品 / 22nd Urban Design Competition Sponsored by MLIT, 2019
Collaborators:菊地 翔貴, 加持 亮輔
非常時と日常的なにぎわいが重なるように場所をつくる
愛知県岡崎市・岡崎城周辺地区を対象とした都市デザインの提案。既存の中心市街地活性化計画「QURUWA」を補強した上で波及効果や相乗効果を生むことを意図し、これまでの計画要素にはない激甚化する気候災害のリスクへの配慮やグリーンインフラの提案を基軸に据え、日常的には城の眺めと川の流れをまちのどこからでも体感できる都市要素を整備していく提案を行った。

Reference:
BIG・BIG-U
Bridge Stairs in the Rocks, Sydney
はりゅうウッドスタジオ・ボーダーレスの家
MOUNT FUJI ARCHITECTS STUDIO・tonarino

タネのある土地 / Residential Land Planning with Boundary Wall in Advance
未来の風景をつくる 学生コンペ 提出作品 / Student Competition of Residential Area Planning, 2019
Collaborator:安間 理子
住宅の竣工を先取りして住宅地に塀を埋め込んでおく
愛知県名古屋市緑区の40 区画ある住宅地計画の提案。これまで住宅の余剰としてつくられてきた外構要素をあらかじめ埋め込んだ上で分譲することで、街並みの統一と近隣関係の構築に寄与することを意図した。持ち家志向が低下し住まいの流動性が高まっていく中で、日常時はもちろんのこと、いざという時にも周辺から頼られるような豊かな住宅地を醸成していくための計画を考えた。

Reference:
かまどベンチ, 防災井戸
日建設計・豊中市立文化芸術センター
あいの里コーポラティブハウス

(仮称)苫小牧市民ホール建設 基本構想・基本計画 / Tomakomai Performing Arts Complex
研究室プロジェクト - メインスタッフ / Laboratory Project - Main Staff, 2015 & 2016-2018
市民が使い倒せる公共劇場へガイドする基本構想と基本計画
苫小牧市の新しい市民文化系施設の整備において、基本構想から基本計画までの策定業務を研究室で行った。敷地のゾーニングや必要諸室の提示に加え、市民とのワークショップを通じた新たな施設で想定される事業を具体的なかたちでアイデア集へ盛り込むなど、複合施設として期待される基本的な指針を整理した。縮退期における公共施設の複合化計画として、市民と発注者、設計者それぞれの創意工夫が最大限発揮され公共建築の価値を最大化するような計画が目指された。

Design work

防潮堤と望町堤 / Seawall for Both Tsunami Protection and Viewings of the Town
第27回 ユニオン造形デザイン賞公募「テーマ:古さの戦略」提出作品 / 27th Union Design Award Competition, 2021
Collaborators:安間 理子, 林 泰佑
現状の防潮堤を否定しないで風景とまなざしを生む防潮堤の姿
陸と海の間に立つ「防潮堤」を、過去の記憶と未来の災害の間に立ち、まちを望む「望町堤」と見立てる提案。東日本大震災を機に建設された「防潮堤」は、人命と景観のどちらを優先するかという現在の復興の枠組みに限定された議論の末、記憶や生態系などの過去や未来をないがしろにして建設された。私たちはその事実を帳消しにはできない。現在の「防潮堤」を受け入れた上で新たな風景を構築することはできないか。
私たちの提案は、津波により消失・残存・新築したまちの対象へのまなざしを提供する「津波石」を置いていくものだ。「津波石」は対象との距離によって大きさを変え、殺風景な「防潮堤」の中に人の居場所をつくり出す。また、「津波石」は未来の津波の際に漂着した場所で新たなまちの風景要素にもなる。
いま・ここにある「防潮堤」に佇み、そこから過去と未来を展望する。それが「望町堤」であり、生きた津波の歴史を継承する古さの戦略となる。

Reference:
気仙沼市 小泉地区の防潮堤
宮古市 田老地区の防潮堤での追悼式
各地の津波石
植田正治の写真
枯山水の庭園設計

マドカリ / Plants Borrowing Housing Windows
第11回JIA・テスクチャレンジ設計コンペ 提出作品 / 11th Design Competition of TSK Co., Ltd., 2020
Collaborator:安間 理子
積雪寒冷地の住宅地に冬でも緑を満たす
開拓使時代から住宅の熱損失を防ぐ建築要素であった出窓を、DIYで安価に増築できる小さなガーデニングスペースにアレンジし、既存の中・低スペックの住宅に施してまちに広がることを意図した提案。貝殻を借りて生きるヤドカリをモチーフとし、レイアウトも図鑑らしく仕上げた。

Reference:
無名の出窓や路上の園芸空間

東神楽町志比内地区公民館 / Shibinai Community Center in Higashikagura Town
研究室プロジェクト - サブスタッフ / Laboratory Project - Sub Staff, 2016-2017
中立することで生まれる開かれた場所づくり
約100名の小規模集落において、山村留学を導入する小学校に隣接する地域の公民館の基本設計を行った。地面のレベルでは高低差を解消し、建築のエレメントでは地区に存在しないバタフライ屋根を採用し、動線計画では小学校と山村留学の移住者が居住する公営住宅をつなぐように建物をリニアな形状にした上で前面に歩道を新設する。複数の視点のそれぞれ異なる方法で、特定の環境に属さないよう2つの環境の間に“中立”するように立つことで、地区環境の中で自律した構えを持ち様々な立場の住民に開かれたニュートラルな場所を提供することを意図している。

Credit:
住民意向調査・基本設計:北海道大学 建築計画学研究室
詳細設計:柴滝建築設計事務所
建築主体工事:田中・山本・宮崎特定建設工事共同企業体
電気設備工事:西山・山菱特定建設工事共同企業体
機械設備工事:木本・北伸・柳沼特定建設工事共同企業体

彼らからの返答 / Reaction from Man in Wheelchair
卒業設計 / Diploma Project, 2013
車椅子利用者の身体性から建築を立ち上げる
車椅子に乗った人は弱者か。
車椅子に乗っているからといって、人間の尊厳は失われない。ノーマライゼーション。ユニバーサルデザイン。そんな声が聞こえる。しかし、建築の彼らに対する振る舞いはどうだろうか。階段。段差。免罪符のスロープ。残念だが、建築は彼らをいまだに弱者に仕立ててしまう場面が多い。この建築では、普段は健常者の理論によって構築される建築を、車椅子を使う人々に極端に最適化し再構築する。そうすると、各階はエレベーターを中心として劇的に変化するものとなり、現存の建築とはかけ離れたものとなる。この建築は、建築に対する「彼らからの返答」である。そして、同時にこうも問いかけている。
車椅子に乗った人は弱者か。

Reference:
OMA・ボルドーの住宅
隈研吾・浅草文化観光センター

Editorial design

(仮称)苫小牧市民ホール建設基本計画 / Tomakomai Performing Arts Complex Planning
建築計画学研究室, 2018
計画プロセスでの会議の雰囲気も含めて計画書に示す
発注者の意思決定プロセスやワークショップ等を通じて得られる市民の思いを設計者にリアリティを持って伝えるために、検討委員会の様子、空撮写真、対象施設の写真などを章扉の前ページや見開きにレイアウトし、市民の顔やまちの空気を紙面から少しでも感じられるような冊子になることを意図した。

Reference:
a+u 2017:03 No.558 Feature: Herzog & de Meuron Elbphilharmonie
Royal Docks Parameters for Development

研究室助教退職記念誌 / Laboratory Assistant Professor Retirement Memorial Magazine
建築計画学研究室, 2017
いつも手に取る雑誌を眺めるように助教の仕事を振り返る
助教の退職を祝うパーティーの際に配布した記念誌。助教が取り組んだ研究実践を関係者へのインタビューをもとに特集した。既存の雑誌a+uをパロディすることで、学生がこれまで深く知ってこなかった助教の研究実践について、いつも見ている雑誌を眺めるように先入観なしでフラットに閲覧できるようにした。

Reference:
a+u

銀輪47号 / Hokkaido University Cycling Club Annual Report 2012
北海道大学サイクリングクラブ, 2013
自転車旅で得られる発見や驚きを読書体験に置き換える
北海道大学サイクリングクラブの年間の活動をまとめた冊子。自転車旅で得られる発見や驚きを、表紙と裏表紙にそれぞれ“?”と“!”を自転車に組み込みながらデザインすることで、ツーリング特有の身体性や経験を本というメディアに落とし込み、生き生きとしたサークル活動が冊子から体感できることを意図した。

Graphic design

日本建築学会 学会賞・業績紹介 / AIJ Prize Achievements Introduction Video
日本建築学会, 2021
異なるマテリアルを赤いドットで統一感ある動画として演出する
気仙沼市小泉地区の住民主導による集団移転の取り組みを紹介する動画。移転前後の位置情報がわかる上空パノラマ写真や参加型ワークショップのプロセス、俯瞰写真を用いた住宅地計画の説明といった素材群に対し、動きのある赤いドットを紹介のエッセンスとすることで、異なる視点や対象のバラバラな素材を用いながらも一つの統合された動画として感じられることを意図した。

Reference:
リオ五輪・閉会セレモニーでの東京五輪のプレゼンテーション

人間・環境学会 第117回 研究会 / 117th Workshop of Man-Environment Research Association
人間・環境学会, 2019
音楽再生の操作画面をモチーフにして“災間”にある被災地の時間を示唆する
東日本大震災から8 年が経過した住宅再建の現状把握を2つの地区を対象に行う研究会のポスター。多くの人が見慣れた音楽再生の画面をモチーフにすることで、この時点での現状把握(一時停止)や2つの地区を対照にした議論(早送り・早戻し)といった企画主旨をそれとなく提示することを意図した。

Reference:
音楽再生画面

Web design

建築社会研究プラットフォーム / Platform of Architecture-Society Studies
人間・環境学会, 2017
建築と社会の関係を扱う委員会の学際性をレイアウトを二分して表す
建築と社会の不可分な関係性を扱う学際的な委員会であることをアピールするため、2分割したレイアウトを採用した。イメージ写真では、空き家の撤去や新国立競技場の建設現場など、建築を取り巻く社会現象の写真を印象的に使用し、委員会で扱う内容を視覚的に伝えることを意図している。
URL:https://in1820x1820.com/PASS/

Reference:
スプリットスクリーンレイアウト